わきがは、どんなに清潔を心がけていても、臭ってしまうものです。このような悩みがストレスとなり、さらに臭いが強くなってしまうケースもあります。
また、実際には、体臭がキツイというほどのものではないのに、自分の臭いに異常に敏感で、それがもとで悩んでいらっしゃる場合もあります。
私どものところへカウンセリングにいらっしゃる患者様の中にも、「適応外」と診断される方はよくいらっしゃいます。こういった方には、手術する必要のないことをきちんと説明し、納得するまでカウンセリングを行い、心のケアをさせていただきます。
多汗症・わきが治療は、手術後3~6ヵ月後も効果が持続できるクリニックであるかどうか。手術後の組織循環で、一時的にわきがが止まっている場合もありますので、それがこの治療のポイントになります。
他のクリニックなどで、効果が思わしくなかった場合、「再手術」を行うケースもあります。
しかし、それは簡単なことではありません。一度、手術を行った皮膚は硬くなり、皮膚組織がくっついていますので、汗腺類を掻き出すために必要なカニューレのすべりが悪くなります。「再手術」を行うことは、非常に難しいことです。最初の手術で完璧な効果を出すことが、重要なのです。
保険診療でのわきが手術を謳っているクリニックで、「あなたの場合は保険の適用外です」や、女性に対して「保険の治療では傷跡がひどく、わきを出せない」などの理由で、高額な自由診療の手術をすすめられたと、不信感を抱き、当院を訪れる患者様が増えています。
数万円でできるなら、と思っていたら何十万円もかかった、と後悔する前に、クリニック選びは慎重に行うことをお奨めします。
超音波やレーザーなどで治すというクリニックに多いのですが、「わきの範囲(照射面積)」によって料金が変わることがあり、広告に出ている安い料金はごくせまい範囲で、わき全体だとあり得ないほど高額な請求をされることがあります。
事前に「範囲(照射面積)によって料金が変わらないか?」を確認し、変わるのであれば自分のわきの範囲(タテ何センチ、ヨコ何センチ)を伝えて、大体の金額を聞くことをお奨めします。
効果 | 傷の大きさ | 傷の目立たなさ | 保険適応 | 自由診療 | |
---|---|---|---|---|---|
超音波+ローラークランプ法 | ◎ | ◎ | ◎ | × | ○ |
皮弁法(剪除法) | ◎ | △ | ○ | ○ | × |
切除法 | ◎ | × | × | × | ○ |
ミラドライ法 | △ | ◎ | ◎ | × | ○ |
皮下組織削除法(イナバ式) | ◎ | ○ | △ | × | ○ |
吸引法 | △ | ◎ | ○ | × | ○ |
ワキのしわに沿って、4~5センチの切り込みを1~3本入れて皮膚をひっくり返し、アポクリン汗腺を目で確認しながら切り取っていく方法です。熟練の技術と長時間にわたる高い集中力が必要です。共立美容外科では、傷跡が大きく残ることと、術後が大変なためお勧めしておりません。
治療法として、最も歴史が古く、ワキ毛が生えている部分にそって、皮膚を皮下組織ごと紡鐘型に切り取ってしまう方法です。現在、この治療法は、ほとんどの医療施設で行われていません。
皮膚を切らずにマイクロウエーブを照射する方法。
掻爬法のキューレートの代わりに、専門器具を使った手術法です。皮膚を1センチほど切開し、刃のついた部分を挿入し、ローラー部分を皮膚表面に当てて、削ぎ取ります。共立美容外科で行っている「超音波+ローラークランプ法」は、このイナバ式に改良を加え、吸引法を組み合わせた方法です。
美容外科の「脂肪吸引」の技術をわきが、多汗症の治療に応用した方法です。ワキに直径数ミリの穴をあけて皮脂腺などを吸い出します。共立美容外科で行っている「超音波+ローラークランプ法」は、この吸引法の利点を取り入れ、イナバ式と組み合わせた方法です。
■特許・・・当院だけの施術!共立美容外科・歯科が開発・特許を取得(特許第3839137号)。
■効果・・・臭いの元、汗腺を除去できる、現在考えられる最高の治療法。
体外超音波をプラスする事で、吸引効果が大幅に上昇し、皮膚のダメージも軽減。
■傷跡・・・独自の傷跡保護器具KBシースを使用しているため、他のわきが治療法より傷が小さい。
イナバ式という非常に良い術式がありますが、皮膚損傷と術後の経過が大変という問題がありました。
当時、脂肪吸引専門のクリニックであった当院は、故稲葉先生の許可を得て、吸引法にイナバ式を合わせ、バージョンアップしたローラークランプ法を開発し、特許を取得しました。1999年、パリの学会でも発表したこの治療法は好評を博し、現在でもフランスや韓国をはじめ、海外でもその効果が認められ使用されています。
人の皮膚は、簡単に分けると3層構造になっています。一番外側にあるのが表皮といい、厚さが0.1mm~0.3mmの非常に薄い皮です。
その下が真皮という部分です。ここには毛細血管が張り巡らされています。
皮下組織の中に、カニューレ(吸引棒)を挿入し、主にアクポリン腺を吸引していきますが、このとき、層の中はトンネルの穴がいくつも開いた状態ですので、栄養血管は比較的に残りやすいといえます。術後はスポンジをあて、テープで止める程度です。
吸引法の中でも、現在、考えられる最良の方法を追及したのが、共立式ローラークランプ法です。
これは当院で開発された技術です(特許を取得)。
一言でいえば、ローラーで皮膚を押さえながら吸引する方法で、これにより、皮膚のすぐ下にあるアポクリン腺、皮脂腺、エクリン腺をスムーズに吸引することができます。
このことにより、毛根レベルまで達するため、脱毛効果も生まれ、わきが治療と同時に脱毛も出来ます。
よって、わきがと脱毛を同時に解消したい方も、一度の治療で済みます。
ワキの下の場合、腕の付け根の1ヶ所からアプローチします。カニューレは2~3mmの細いものを使用し、また、カニューレを往復させる際に生じる摩擦から傷口を守るために、私どもが開発した、KBシースを挿入口にかぶせますので、手術跡は、ほとんど消えてなくなります。また、局所麻酔のみですので、外来で比較的簡単に手術を受けることが出来ます。
※術後の圧迫は、抑える程度です。上着を着てしまえば、全く気になりません。普通に帰宅する事が出来ます。 アフターケアは特に必要ありません。
美容外科・口腔外科・歯科とのコラボによりトータル的な美しさを追求し、よりバランスのとれた総合的な≪美≫をプロデュース致します。
わきが治療も、私どもにとっては≪美≫のプロデュースの一つと言えます。
美容外科医・口腔外科医・歯科医・麻酔医の熟練した専門医が各々の治療を協力して担当いたしますので、患者様の持つイメージを損なうことなく治療することが可能です。
共立美容外科・歯科・歯科はチーム医療をモットーに皆様のお悩み<コンプレックス>の解消に全力を尽くします。
保険制度も充実しておりますのできっと、ご満足いただけると信じております。
あなたは、その治療法で納得していますか?金額だけで決めていませんか?
本当に満足できますか?
どうぞ、当院にカウンセリングにいらしてください。
きっと、あなたにとって、一番良い治療法が見つかりますよ。
共立美容外科では、カウンセリングは医師(専門医)が、丁寧に時間をかけて行っています。
最近は、医師のカウンセリングは2、3分で終わり、
後は、カウンセラーと称する方が決めていくというスタイルのクリニックもあるようです。
しかしわきが治療は患者さまの状況を医師がよく把握しないと成功しません。
病院選びの一つの判断基準として、カウンセリングの質は非常に重要です。